
「PC負荷や予算を抑えつつ、高Hzで高速性能に優れたモニターが欲しい」
そんな人に向いているのがASUSの「VG258QR-J」です。
24.5インチとゲーム向けなサイズ感に165Hzの滑らかさ、TNパネルによる低遅延な設計を組み合わせ、FPSなどの対戦ゲームを快適にプレイできるのが魅力です。
さらに低価格帯ながら、フル可動スタンドやスピーカーも備えており、導入しやすさと使い勝手まで両立されています。
今回は「VG258QR-J」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 24.5 |
| 形状 | 平面 |
| パネル | TN / ノングレア |
| 解像度&Hz | フルHD/165Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG) |
| 色域 | NTSC 72% |
| 輝度 | 400 cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| HDR | 非対応 |
| 対応端子 | DVI-D(Dual Link)×1 HDMI 1.4×1 DisplayPort 1.2×1 オーディオ入力(3.5mm) ヘッドホン出力(3.5mm) |
| スピーカー | 2W×2 |
| スタンド調整 | 高さ:130mm チルト:+33°〜-5° スイベル:左+90°~右-90° ピボット:左+90°~右-90° |
| VRR | G-SYNC Compatible |
| 保証 | 3年 |
良い点
PC負荷の低いフルHDで165Hzに対応
フルHDはWQHDや4Kに比べて負荷が軽く、特別ハイスペックなPCで無くても高フレームレートを狙いやすいのが大きなメリットです。
そして「VG258QR-J」は165Hz対応で滑らかな映像が表示出来、特にFPS系のゲームをプレイする場合は、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
などメリットが体感しやすいです。
なので、
「コストを抑えつつ程々のスペックのPCでも高Hz環境にしたい」
という人にちょうどいいバランスのモデルです。
最近では珍しいTNパネルで応答速度が速い
最近発売されているモニターではIPS系パネル、VAパネルのモデルが多いですが、「VG258QR-J」はTNパネルが採用されています。
そしてTNパネルは応答速度に優れており、「VG258QR-J」も0.5ms(GTG)と、低価格モデルながらもとても速いです。
なので発色の良さや黒の表現力ではIPSやVAパネルに負けますが、FPSをプレイする為の高速性能を重視したい方にとっては相性が良いです。
低価格モデルながらもフル可動スタンド+スピーカーに対応
低価格帯モニターと言えば、
- スタンド調整がチルトのみ
- スピーカー無し
と言うものが多いですが、「VG258QR-J」はスピーカー内蔵に加えてスタンド調整も一通り対応しています。
なので外部スピーカーを用意しなくても最低限音を出せるのと、モニターアーム無しで思い通りの位置にセッティングしやすいです。
人によっては気になる点
TNパネルなのでIPSと比べると発色の鮮やかさに劣る
今では低価格なモデルでもIPSパネルの物が多く、「VG258QR-J」と同じくらいの金額でIPSパネルのモニターが購入できます。
そして画質面に関してはTNパネルよりもIPSパネルの方が良く、人によってはTNパネルは全体的に白っぽくて鮮やかさに劣ると感じる方も多いです。
なのでTNパネルによる高速性能よりも画質の良さの方が欲しい場合は別のモニターを選ぶのがおすすめ出来ます。
こんな人におすすめ!
- TNパネルの高速性能が欲しい方
- フルHD/165Hzで十分な方
- コストを抑えつつもフル可動スタンドやスピーカー内蔵が欲しい方
この様に「VG258QR-J」は、フルHD/165Hzの組み合わせで滑らかさを体感しやすく、PC負荷を抑えながら高フレームレート環境を作りやすいゲーミングモニターです。
更に最近では珍しいTNパネル搭載なのもこのモニターの魅力の一つで、画質よりも高速性能を重視したい人には嬉しいポイントだと思います。
また低価格帯ながらフル可動スタンドとスピーカーを備えているため、設置の自由度や日常の使い勝手まで含めてコスパの良さが光ります。
一方でTNパネルはIPSと比べて画質面に劣るので、画質の良さを重視したい人には向いていないと思います。
対戦ゲームを中心に、とにかく快適な動きと扱いやすさを優先したい人におすすめな一台です。









