
LG UltraGearの「25G550B-B」は、24.5インチ/FHD/IPSパネルに300Hzを組み合わせた、FPS向けなゲーミングモニターです。
更にフル調整対応のエルゴノミクススタンドやパネル、バックライト、無輝点含む3年間保証まで付いており、それでいて300Hzモニターとしては低価格になっています。
なのでコストを抑えつつ本格的なゲーミング環境の構築を検討しているユーザーに向いたモニターです。
今回は「25G550B-B」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 24.5インチ |
| 形状 | 平面 |
| パネル | IPS(アンチグレア) |
| 解像度/Hz | フルHD / 300Hz(DisplayPort接続時) 240Hz(HDMI接続時) |
| 応答速度 | 1ms GTG(Faster設定時) |
| 色域 | sRGB 99%(標準値) |
| 輝度 | 300cd/m²(標準値) |
| コントラスト比 | 1,000:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.0×2(最大240Hz) DisplayPort 1.4×1(最大300Hz) ヘッドホン出力 3.5mm×1 |
| スピーカー | なし |
| スタンド調整 | 高さ130mm チルト -5°〜+21° スイベル 左30゚/右30゚ ピボット 左右90° |
| VRR | AMD FreeSync Premium NVIDIA G-SYNC Compatible |
| 保証(日本国内) | 3年保証(液晶パネル・バックライト含む) 無輝点保証3年 |
メリット
PC負荷の軽いフルHDで300Hzに対応
現代のゲーミングモニターは高解像度モデルが増えていますが、それでも競技性の高いゲームにおいて「フルHD」は今でも相性の良いスペックと言えます。
と言うのも4Kなどの高解像度は映像こそ綺麗ですが、その分PCへの負荷が増し、肝心のフレームレートが落ちてしまいます。
そこでフルHDならミドルクラスのゲーミングPCでもタイトルや設定によっては300fpsも出しやすく、このモニターの300Hzと言うスペックを活かしやすいです。
そしてこの高HzはFPS系のゲームをプレイする場合にメリットを体感しやすく、
- 視点移動が滑らかになってエイムがしやすくなる
- 遅延が少なくなる
- 素早く動くものの残像感が減って見やすくなる
など有利な環境でプレイが出来ます。
なので高解像度による画質の綺麗さよりも高Hz高fpsによる滑らかさを重視したいFPSプレイヤーと相性が良いです。
IPSパネルながらも応答速度が1ms(GTG)
IPSパネルと言えば応答速度が速くないと言う欠点が挙げられがちですが、「25G550B-B」は応答速度1ms(GTG)と高速になっています。
そして応答速度の表記にはいくつか種類がありますが、「25G550B-B」が採用しているGtG(Gray-to-Gray)は、色の切り替え速度を厳格に測定した数値です。
これは、
「実用レベルで速い」
と言うことの証明なのでFPS系など少しでも低遅延が求められるゲームと相性が良いです。
なので「25G550B-B」はIPSパネルによる発色の良さと広視野角、そして高速性能も持ち合わせているので競技性の高いゲームからそれ以外の用途まで幅広く使いやすいです。
24.5インチでFPS向けの定番サイズ
24.5インチは画面全体が視界に収まりやすいので、画面中央に集中しつつ画面端の情報の確認もしやすいです。
これによって特にFPS系のゲームでは、
- HP
- スキルの状況
- キルログ
- マップ
などの画面端の情報が確認しやすくなるので、見逃しの防止や目の疲れの軽減に繋がりやすくなります。
スタンド調整が一通り対応
スタンド調整が高さ、左右、ピボット、チルトの一通り対応しているので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方がモニターアーム無しで行えます。
なのでスタンドをどかしてデスクスペースを広くしたいと言う訳で無ければ、モニターアームを用意しなくても使いやすいと思います。
DASモードやブラックスタビライザーなどゲームプレイを補助する機能を搭載
DAS(Dynamic Action Sync)モードは、フレームバッファをバイパスして映像処理の遅延を抑える機能です。
なのでFPS系などわずかな入力遅延が勝敗に影響しやすいジャンルで、より素早いレスポンスを実現するために役立ちます。
そしてブラックスタビライザーは暗いシーンでの視認性を上げて、建物の影や暗がりに隠れた敵を発見しやすくする機能で、FPSプレイヤーには使いどころが多いオプションです。
その他にも照準を画面上に重ねて表示するクロスヘア機能や、フレームレートをリアルタイムで確認できるFPSカウンター、複数の画面を同時表示できるSmart Screen Splitなども備えています。
これらの機能はOSD(画面上のメニュー)から設定でき、ゲームのジャンルやプレイスタイルに合わせてカスタマイズできます。
3年保証(パネル/バックライト含む)+「無輝点保証」3年と言う手厚い保証
スペックが良くても、
「もしドット抜けがあったら…」
「すぐに故障したら…」
という不安は、高価な買い物には付き物です。
しかし「25G550B-B」は、その不安を払拭する手厚いサポート体制が整っています。
一般的なモニターでは、本体は3年でも「パネルやバックライトは1年だけ」というケースが少なくありません。
しかし、本機はパネルとバックライトを含めて3年間の保証が提供されます。
モニターの心臓部であるパネルに万が一のトラブル(線が入る、映らなくなる等)が発生しても、長期間サポートを受けられるのは大きなメリットです。
更に手厚さを感じられるのが3年間の「無輝点保証」が付帯している点です。
と言うのもメーカーによってはそもそも「無輝点保証は無し」「無輝点保証は一か月のみ」と言うケースも多く見られ、長くても1年間と言うものが多いです。
それらに対してメーカーが公式に「3年間守ります」と宣言しているのは、競合他社と比較してもかなり強力なアドバンテージと言えます。
と言った様に他メーカーと比べてかなり安心感のある保証が用意されています。
そしてこれほど手厚い保証を付けられるのは、LGが品質管理に絶対の自信を持っている裏返しでもあります。
「長く、安心して使い倒したい」
というユーザーにとって、この保証内容はスペック表の数値以上に価値のあるポイントだと思います。
デメリット・注意点
HDR対応としては輝度は控えめ
「25G550B-B」はHDRに対応していますが、本格的なHDR体験を求める場合、輝度300cd/㎡という数値は控えめと言えます。
勿論、一般的なSDRコンテンツを楽しむ分には十分すぎる明るさですが、太陽の眩しさなどの「突き抜けるような明るさ」を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに一般的には輝度600cd/㎡以上でHDR効果を実感しやすいと言われているので、もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめです。
スピーカー非搭載
「25G550B-B」にはスピーカーが内蔵されていません。
とは言え、モニター内蔵スピーカーは、構造上どうしても音質が犠牲になりがちなので、
- FPSで足音などの方向を正確に聴き取りたい
- 高音質を楽しみたい
と言う場合はどちらにしてもヘッドセットやイヤホン、外部スピーカーなどを用意する必要があります。
そしてスピーカーが無いことでコストを抑えられている部分もあるので、内蔵スピーカーが不要な方にとっては逆にメリットに感じられると思います。
おすすめしやすい人、おすすめしにくい人
おすすめしやすい人
- FPS向けに300Hz/IPSの環境を低コストでほしい方
- フル可動スタンドが欲しい方
- 手厚い保証内容が欲しい方
おすすめしにくい人
- 300Hzと言う高リフレッシュレートが必要無い方
- 内蔵スピーカーが欲しい方
まとめ
この様に「25G550B-B」は、比較的低価格な価格設定ながらも300Hz/IPSパネル/フル可動スタンド・3年保証を一台にまとめたゲーミングモニターです。
なのでFPSをやり込むためのモニターを低コストで探している方にピッタリなモデルと言えます。
一方でスピーカーが内蔵されていませんが、FPSプレイヤーであればイヤホンやヘッドセットなどを使うのが一般的なので、大きな欠点に感じる方は少ないと思います。
LGによる手厚い保証体制とIPSパネル/300Hzを重視して、FPS向けゲーミングモニターを探している方に特におすすめなモデルです。








