
MSIの「PRO MP341CQW E12」はPC作業を快適にしやすい環境を作り出してくれるモニターとなっています。
34インチ/UWQHDによる高精細且つ大画面で広い作業スペースを発揮し、更に120Hz対応で60Hzよりも滑らかで見やすい画面を映してくれます。
今回は「PRO MP341CQW E12」の特徴や良い点、気になる点について解説していくので是非参考にしてください。
目次
スペック表
| スペック | |
|---|---|
| サイズ | 34インチ |
| 形状 | 曲面(1500R) |
| パネル | VA / ノングレア |
| 解像度&Hz | UWQHD/120Hz |
| 応答速度 | 1ms (MPRT) 4ms (GtG) |
| 色域 | sRGBカバー率 98% DCI-P3カバー率 91% |
| 輝度 | 300cd/m² |
| コントラスト比 | 3,500:1 |
| HDR | 対応 |
| 対応端子 | HDMI 2.0b×2 DisplayPort 1.4a×1 ヘッドホン出力×1 |
| スピーカー | 2W+2W |
| スタンド調整 | チルト:-3.5°~21.5° |
| VRR | Adaptive-Sync |
| 保証 | 3年間 |
良い点
34インチでUWQHD/120Hz
34インチ/UWQHDによって横方向の作業エリアが広く、ウィンドウを並べても余裕があり、動画編集などのタイムラインも全体が見やすくなります。
さらにリフレッシュレートは120Hzに対応しているため、スクロールやゲームの動きも60Hzよりも滑らかに表示可能です。
またUWQHDのPCへの負荷は、
- WQHDの約1.3倍
- 4Kの約0.6倍
と言った様に、WQHDと4Kの中間的なので、そこそこのPCスペックでもフレームレートが安定させやすくなっています。
曲率1500Rによる視認性の良さ
34インチのウルトラワイドは横幅が広い分、画面の端から端までの視線移動が多く感じやすいですが、「PRO MP341CQW E12」は曲率1500Rの曲面になっています。
これによって画面全体が視界に覆う形になるため、平面よりも端まで目で追いやすいです。
なのでPC作業では首や視線移動による負担を抑えやすく、ウルトラワイド対応のゲームでは没入感あるゲームプレイが出来ます。
VAならではの高コントラスト比で黒の表現力に優れる
「PRO MP341CQW E12」には、コントラスト表現に長けたVAパネルが採用されており、IPSパネルなどのコントラスト比 1,000:1程度と比較して、こちらは3,500:1と高めな数値を持っています。
この差がもたらす恩恵は、一言で言えば「黒がグレーに浮かない」ことです。
なので暗いシーンなどの黒が多い場面でも白っぽくボヤけず、しっかりと「深い黒」が表現しやすく、光の当たっている部分との明暗差がはっきりして、映像に立体感が生まれます。
特にホラー系のような暗闇を探索するゲームなどと相性が良く、黒の表現力が恐怖感や臨場感を引き立ててくれます。
2W + 2Wスピーカー内蔵
モニターでは省略されがちなスピーカーですが、「PRO MP341CQW E12」は2W + 2Wのスピーカーを内蔵しています。
なので、とりあえずの音は出せるので動画視聴や作業用BGMなど、音質を求めない使い方であれば十分に感じられると思います。
それであれば別途外部スピーカーを用意する必要が無く、デスク上をシンプルに保てます。
とは言え2W + 2Wは出力が低く、ただでさえモニター内蔵スピーカーは音質が良く無いので、
- FPSでの音の聞き取りやすさが欲しい
- ゲーム・映画・音楽などを迫力あるサウンドで楽しみたい
と言う場合は、ヘッドセットや外付けスピーカーを使うのがおすすめです。
人によっては気になる点
ゲーム機は21:9に非対応なので横に引き延ばしか両端が黒帯になる
ゲーム機のアスペクト比は16:9なので、21:9のモニターで表示する場合は、
- 横への引き延ばしでフルスクリーン表示
- 左右に黒帯で16:9で表示
と言う事になります。
なのでPCよりもゲーム機メインでの使用を考えている人はウルトラワイドモニターはあまりお勧めできません。
曲面モニターは好みが分かれる
曲面は画面全体を見渡しやすく没入感も高まりやすい一方で、使う人の好みによって使いにくく感じる場合があります。
たとえばCADやイラスト作成など、直線を基準に作業したい場合は湾曲に違和感を感じて作業しにくくなるかもしれません。
また正面から見る前提の設計なので、斜めの位置からの視聴や複数人で画面を共有する使い方では使いにくい可能性が高いです。
なので曲面はウルトラワイドの良さを活かす形状ではありますが、購入前に曲面が自分の用途に合うかは意識しておくと安心です。
スタンド調整はチルトのみ
「PRO MP341CQW E12」のスタンドは調整できるのがチルトのみとなっています。
なので「高さ調整」や左右の向きを変える「スイベル」、画面を縦にする「ピボット」機能は無いので、
- 目線の高さにしっかり合わせる
- 左右の向きを変える事が多い
- 縦向きで使用する
と言う使い方をしたい場合はモニターアームが必要に感じると思います。
HDR対応としては輝度は控えめ
「PRO MP341CQW E12」はHDRに対応していますが、本格的なHDR体験を求める場合、輝度300cd/㎡という数値は控えめと言えます。
勿論、一般的なSDRコンテンツを楽しむ分には十分すぎる明るさですが、太陽の眩しさなどの「突き抜けるような明るさ」を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに一般的には輝度600cd/㎡以上でHDR効果を実感しやすいと言われているので、もし高いHDR体験を求めるのであれば、
- HDR600、HDR1000以上などの認証を取っているモデル
- 有機ELでDisplayHDR True Black 400以上を所得しているモデル
などを検討するのがおすすめです。
まとめ
この様に「PRO MP341CQW E12」はPC作業がしやすいウルトラワイドモニターを探していて、リフレッシュレートは120Hzで十分な方におすすめなモデルとなっています。
34インチ/UWQHDの大画面と120Hzの滑らかさ、そして曲率1500Rの曲面でとても見やすく感じられると思います。
一方でスタンド調整がチルトのみなので、細かく位置を調整したい場合はモニターアームが欲しくなると思います。
また曲面ウルトラワイドならではの注意点もあるので、自分の用途に合うかどうかを考えて検討するのがおすすめです。









