
FPS向けのコントローラーは、操作性やカスタマイズ性に優れていてエイム操作に集中しながら他のボタンの操作をしやすくなっています。
その為、エイム力とキャラコン技術を向上させてくれる強力なデバイスです。
そして今回はPS5向けのFPS向けコントローラーを紹介していきます。
またFPS向けコントローラーのメリットとデメリット、それぞれの特徴についても書いていくでの是非参考にして下さい。
純正コントローラー「DualSense」との違い!
メリット
背面ボタンが搭載
背面ボタンが付いているモデルでは、背面ボタンに他のボタンを割り当てて使用する事が出来ます。
これによってスティックから指を離さずに、背面ボタンで〇×□△ボタンなどを使える様になり、
「エイム操作に集中しながら様々な操作がしやすくなる」
と言うメリットが得られます。
なのでモンハン持ちなど特殊な持ち方で無く、普通の持ち方の人でも思い通りの操作がしやすくなります。
振動機能やアダプティブトリガーを取り除いて軽量化されているモデルもある

NEXTコントローラー

DualSense
FPSに特化しているモデルだと振動モジュールが取り除かれている場合があります。
これによって、
- 重量の軽量化
- エイム操作において邪魔になる振動機能の削除
と言うメリットがあります。
なのでその様なモデルの場合は純正よりも重量が軽く、より快適に使いやすくなっています。
左右のトリガーの連打がしやすくなっているモデルもある
FPSに特化しているモデルだと左右のトリガーが、
- 押し幅がかなり浅くなっている
- 押し心地がクリックボタンの様な押し心地に変更されている
と言ったように、より素早く連打がしやすい作りになっている場合があります。
と言うのも純正のトリガーは押し幅が深いので、離してから戻るまでが遅く、どうしても連打が遅くなりやすいです。
それに対してトリガーの押し幅が浅くなっていると、
- 連打がしやすくなる
- 素早い撃ち止めがしやすくなり、リロード頻度の減少と1マガジンで出せるダメージ量の増加に繋がる
- サイトの覗き込みの切り替えが素早くしやすくなり、近距離での腰撃ちの使い分けがしやすくなる
など、かなり大きなメリットが得られます。
スティックの交換などカスタマイズ性に優れるモデルもある
FPS向けに作られているモデルはカスタマイズ性に優れている物もあって、
- スティックを交換して高さと形を変更できる
- スティックモジュール自体を交換できる
(スティックが壊れても交換によって直せる) - スティックの加速度やデッドゾーンの調整
- プロファイル変更によって瞬時に設定の切り替えが可能
などカスタマイズが出来るものが多いです。
ただしカスタマイズ出来る内容はコントローラーによって変わるので気を付けて下さい。
デメリット
値段が高い
純正の「DualSense」も8,000円前後と高めですが、FPS向けコントローラーの場合は安い方でも3万円前後と更に高額です。
なので純正の多機能コントローラー「DualSense Edge」も約3万円となっています。
また「SCUF REFLEX」は日本で正式に発売されている物で無い事もあって、Amazonでは5~6万円で販売されています。
その為、基本的にはFPSをやり込みたい人以外にはあまりお勧めできないです。
振動機能やアダプティブトリガーを活用しているFPS以外のゲームタイトルには不向き
上で書いた来たようにFPS向けのコントローラーは、
- 振動モジュールの取り除き
- アダプティブトリガーの取り除き
などがされているモデルもあります。
そしてPS5のゲームと言えば、振動機能(ハプティックフィードバック)やアダプティブトリガーを活用して、より楽しめるゲームタイトルが多いです。
なのでその様なゲームでFPS向けコントローラーを使用すると最大限ゲームを楽しめなくなってしまいます。
ただFPS向けコントローラーの中にも振動機能などが取り除かれていない物あって、今回紹介してるモデルの中だと、
これらについては振動機能とアダプティブトリガーが取り除かれていないので、普通の「DualSense」と同じ様に使えます。
なのでFPS以外のゲームでも兼用したい人は気を付けて下さい。
おすすめのFPS向けコントローラー!
VOID GAMING
こちらは、
- 日本メーカー(愛知県豊田市)
- 純正の「DualSense」をカスタムしたモデル
となっています。
なので形状やスティックなどは純正と同じ使用感で使えます。
また、細かくオーダーメイドして注文する事が可能で、
- 背面ボタン搭載
(2つ、または4つから選択可能) - パドルタイプも選択可能
(2つ、または4つから選択可能) - 背面ボタン無しも選択可能
- R2L2、R1L1をスマートトリガー&バンパーへ変更可能
(マウスのクリックの様な押し心地、高耐久性) - 背面ボタンのリマッピング機能(割り当ての変更)に対応させることが可能
- 振動機能の取り除きが可能
- プロスティック(高さの違う凸型凹型を自由に取り換え可能)、Zスティック(高さが純正より高め)に変更が可能
(モジュール自体の交換は不可) - カラー変更が可能
と言ったように、自分好みにカスタマイズして注文できます。
更に購入後に修理、アップグレードの依頼も可能で、日本国内の会社なのでサポートも安心です。
一つ欠点として注文してからコントローラーの作成に入るので、届くまでの日数が掛かってしまいます。
ちなみに届くまでの日数については、公式サイトのページによると、
- 背面パドルタイプ … 3週間程度で発送
- 背面ボタンタイプ … 3週間程度で発送
- 即納モデル … 1,2営業日内で発送
- オリジナルデザイン … 3週間程度で発送
- クリティカルモデル … 3週間程度で発送
- カスタマイズモデル … 4~8週間程度で発送
となっています。
ただ即納モデルもあるので、気に入った仕様の物があればそれを注文すると良いと思います。
その為、
- 細かくオーダーメイドしたい方
- 日本製によるサポートの安心感
- 純正ベースの使用感が良い
と言う方におすすめです。
NEXTコントローラー
こちらも上で紹介した「VOID GAMING」と同じ様に、
- 日本メーカー(岡山県、山形県)
- 純正の「DualSense」をカスタムしたモデル
となっています。
ただこちらは自分で細かくカスタマイズして注文するのでは無く、完成品を購入する形になっています。
そしてコントローラー自体の特徴は、
- 背面ボタンが4つ搭載
- R2L2、R1L1が押し幅が浅めでクリックボタンの様な押し心地のタクティカルトリガー
(クリック感強め、高耐久性) - 背面ボタンのリマッピング機能(割り当ての変更)に対応
- 振動機能を取り除いて軽量化
とハイスペックになっています。
そして「VOID GAMING」でNEXTコントローラーと同じ様に
- 背面ボタン4つ
- 背面ボタンのリマッピング機能を付ける
- R2L2、R1L1をスマートトリガー&バンパーへ変更
カスタムしたものと比べて安く購入できるのでコスパが良いです。
その為、
- コストを抑えて高性能モデルが欲しい
- なるべく早く欲しい
(ただし在庫がある時に限る) - 日本製によるサポートの安心感
- 純正ベースの使用感が良い
と言う方におすすめです。
DualSense Edge
SONY純正の多機能コントローラーです。
特徴としては、
- 交換可能なスティックキャップ
(スティックの高さ、形状を変更出来る) - 交換可能なスティックモジュール
(スティック自体が壊れても交換するだけで直せる) - 背面ボタンが2つ搭載
- トリガーの深さの調整が可能
- ケーブルをしっかり固定して使用中に抜ける事が無くなる
- プロファイル設定の切り替えによって瞬時に設定の変更が可能
- スティック感度やデッドゾーンの調整に対応
- アダプティブトリガー、振動の強弱の調整に対応
この様に機能性とカスタマイズ性に優れています。
特に
- スティックモジュールの交換
- スティック感度とデッドゾーンの調整
に対応しているPS5向けコントローラーは今の所「DualSense Edge」しか無いので、この点はこのモデルの一番のメリットだと思います。
ただし2023年2月時点だと在庫が安定しておらず、Amazonでは招待販売となっているので購入が困難な状況です。
SCUF REFLEXシリーズ
FPS向けコントローラーとして有名なSCUFのPS5向けモデルです。
そしてSCUF REFLEXシリーズには、
の3種類があり、この三つの共通な特徴としては、
- 背面パドルが4つ
(取り外し可能) - 交換可能なスティックキャップ
(モジュール自体の交換は不可) - オンボード プロファイルに対応
(最大3つの設定を保存して瞬時に切り替えが可能)
この様になっています。
また3つの違いについては以下の通りです。
REFLEX | REFLEX PRO | REFLEX FPS | |
---|---|---|---|
トリガー | 通常の押し幅が深いトリガー | 通常の押し幅が深いトリガー | マウスのクリックボタンの様な押し心地の押し幅が浅いトリガー |
振動モジュール | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
アダプティブ トリガー | 対応 | 対応 | 非対応 |
持ち手のグリップ | 無し | あり | あり |
なので基本的な機能や性能、形状などは同じで、トリガーの深さと振動機能の有無、持ち手部分のグリップの有無が違うだけになっています。
そしてFPSに特化したいのであれば、トリガーの押し幅が少なく、クリックボタンの様な押し心地になっている「REFLEX FPS」を選ぶのがおすすめです。
こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。
スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。
そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。
またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。
それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。
ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。
また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。
その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。
そしてKontrolFreek製のフリークは現在、
- KontrolFreek FPS Freek Inferno
- KontrolFreek FPS Freek Galaxy
- KontrolFreek FPS Freek Edge
- KontrolFreek FPS Freek Vortex
の4種類のモデルが存在します。
それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。
頂部の形状 (指を置く部分) |
高さ | |
---|---|---|
Inferno | 凹型 | 10.1 mm(右) 10.1 mm(左) |
Galaxy | 凹型 | 11.8 mm(右) 7.6 mm(左) |
Edge | 凸型 | 10.4 mm(右) 5.9 mm(左) |
Vortex | 凸型(右) 凹型(左) |
11.3mm(右) 5.6mm(左) |
この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。
ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。
そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。
これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。
そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。
一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。
なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。
その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。
ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。
またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。
使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。
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