今回はPCパーツのそれぞれの役割について書いていきます。

メーカー製のPCを購入するのであれば特にPCについて詳しくなくても問題なく購入しやすいですが、BTOショップで購入する場合は一つ一つのパーツを選んでいくことになるので、ある程度知っておいた方が選びやすいです。

またPCを自作する場合はパーツごとの相性についても理解していく必要があるので、より深く勉強する必要があります。

ここでは初心者でもわかりやすい様に書いていくので、これからPCを自作してみようという方や、BTOで購入しようとしたけどよくわからなかったという方は是非参考にして下さい。

・BTOについては以下の記事で説明しています

【初心者向け】ゲーミングPCの選び方!おすすめショップの紹介やBTOをおすすめする...
今回はPC初心者の方がゲーミングPCを購入する際の選び方や、気を付けるべき点について書いていきます。ゲーミングPCは一般的なPCに比べて高スペックなモデルを購入する...

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PCパーツの役割について

PCケース

PCケースはパソコンの外観となる部分で、どのケースを使うかによって見た目に大きな違いがあります。

物によってはLEDが搭載されて光らせることが出来たり、ケース自体が透明な物も存在します。

また見た目以外にも違いがあり、エアフロー効率(空気の循環のしやすさ)や搭載できるパーツの数や大きさにも違いがあるので、冷却効率やカスタマイズ性の良さにも関わってきます。

このPCケースは大きく5つのタイプに分かれています。

大きさ 種類 特徴
ATX フルタワー ・大型のケース

・拡張性が高い

・ハイスペックなPCが組みやすい

・エアフロー効率が高い

・ハイエンドゲーミングPCによく使われる

ミドルタワー ・ 中型のケース

・一般的なPCケース

・十分な拡張性

・ゲーミングPCに良く使われる

Micro-ATX ミニタワー ・小型のケース

・拡張性にやや劣る

スリム ・ ミニタワーよりも小型

・ミニタワーよりも拡張性に劣る

キューブ ・小型のケース

・高さが低め

・他のPCケースとは異なるデザイン

・拡張性に劣る

この様になっているので、ケースごとの違いに関しては

「大きさが大きいほど拡張性と冷却効率に優れている」

という事を押さえておきましょう。

当ブログを見に来てくれている方の多くはゲーミングPCが欲しいという方が多いと思うので、そのような方はフルタワーかミドルタワーを選んでおけば間違いありません。

また人によりますがPCケースの大きさを小さめにしてしまうと、後々高性能なグラボなどに交換する際にサイズが足りなくて搭載できないという事が起きる場合があります。

その為、拡張する可能性があるかもしれないという方は大きめのPCケースを選んでおくのがおすすめです。

マザーボード

マザーボードは上の画像の様に様々な配線や差込口がある基板でPCの中心、核とも言えるパーツです。

このパーツにグラフィックボードやCPU、メモリやHDDなどのパーツを取り付けることで一つのPCとして成り立ちます。

その為、人間の体で例えるならマザーボードは胴体と言える部分で、このパーツに取り付けたパーツが手足や頭の役割をしていると言うようも例えられます。

 

マザーボードのサイズはATXとMicro-ATXに分かれていて基本的にATXサイズのマザーボードはMicro-ATXのPCケースにつける事が出来ません。

ただし、物によってはATXサイズのマザーボードを取り付けることが出来るミニタワーPCケースも存在します。

 

それ以外にも、CPUを取り付けるソケット部分には規格によって違いがあるので、それぞれのパーツをバラバラで購入する場合はパーツの相性を確認する必要があります。

この規格の調べ方に関してはそのマザーボードの公式サイトや仕様表などで確認する事が出来るので忘れずに確認しておきましょう。

ちなみに、マザーボード自体の性能はどのモデルを選んでも大きな違いはありません。

しかし、取り付けるマザーボードによって取り付けられるパーツが変わります。

 

その為、何年も前のパーツを最近の高性能なパーツに交換する場合はマザーボード自体も交換する必要が出てきます。

マザーボードの交換は他のパーツに比べて面倒な作業になってしまうのでなるべく交換する必要がないように選んでいくのがおすすめです。

ちなみにBTOショップで購入する場合は、その選んだモデルごとによってマザーボードは一種類に固定されている場合が多いので気にする必要はありません。

CPU(脳)について

CPUは人間で言う脳みその役割をしているパーツで、性能が高ければ全体的な処理能力が速くなり、スムーズにPCが動作しやすくなります。

また、他のパーツの性能を最大限発揮させる役割がある為、もしCPUの性能が悪いと他のパーツの性能をフルに引き出す事が出来ません。

その為、たとえ高性能なグラフィックボードを積んでいたとしても、CPUの性能が悪ければ本来の性能を発揮させる事が出来なくなります。

特にゲーミングPCではグラフィックボードの性能がとても重要なので、CPUもそれに応じてなるべく高性能なものを選ぶのがおすすめです。

 

以前はcore i5でも大丈夫と言われていましたが、段々ハイスペックを必要とするPCゲーム(VR対応や4K対応など)が出てきています。

またFPSにおいては、240Hzモニターや同期ディスプレイ技術、モニターの応答速度と滑らかさ、画質を向上させた物が出てきている為、これらを快適に利用するには高性能なグラフィックボードが必要です。

なので、これから先に出て来るゲームも快適な環境設定でプレイしたいのであれば、core i7、金銭的に余裕があるのであればcore i9にしておくのがおすすめです。

 

また、同じcore i7でも上位モデルと下位モデルが複数存在します。

これが上位のものになればなるほどグラフィックボードの性能を100%引き出しやすくなるので、搭載するグラフィックボードの性能を考慮して選ぶのがおすすめです。

ちなみにですが、CPUの交換を後々自分でやる場合は少し手間が掛かってしまうので、後々交換する事が無い様にきちんと選んでおきましょう。

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グラフィックボードについて!

ゲーミングPCにおいて一番重要なパーツです。

その為ゲーミングPCの場合は他のパーツをダウングレードしてでも、グラフィックボードは高性能な物を選ぶのがおすすめです。

(他のパーツをダウングレードしすぎても性能を100%発揮できないので良くないですが…)

 

ハイスペック向けのゲームをやらないのであれば、値段を抑えながらもそれなりの性能を持つGTX1050等でも問題ありません。

しかし高画質、高リフレッシュレートなど快適なゲーム設定でプレイするには性能が足らないので、画質設定を落としてプレイする事になってしまいます。

 

もしハイスペック向けのゲームを快適な設定でやりたいのであれば、最低でもGTX1060以上のスペックを持ったグラフィックボードがおすすめです。

現在、ハイスペックなゲーミングPCで主流になっているグラフィックボードは以下のものとなります。

GTX1050Ti ・低価格ながら性能はミドルクラスとして十分

・補助電源がないので電源パーツを選ばず手軽に交換がしやすい

・コストを抑えながらゲーミングPCを組みたい人にしかおすすめ

GTX1060 ・消費電力を抑えながらも性能はGTX980(前世代の最高モデル)と同じくらい高性能

・PS4、XBOX ONE等のコンシューマ機より遥かに綺麗な画質

・GTX1070以上のものと比べてしまうと物足りない性能

・ハイスペック向けのゲームの場合は画質設定を部分的にを中設定にする必要がある

・3Gbモデルと6Gbモデルの2種類が存在

・3Gbモデルと6Gbモデルの全体的な性能差は10%程度

GTX1070 ・GTX1060を超える画質設定でプレイする事が可能

・コンシューマ機とは比べ物にならない程の高画質設定が可能

・VRをプレイする場合にも高クオリティが維持できる

・値段を抑えつつどんなゲームでも高画質で出来るようにしたいという方におすすめ

GTX1080 ・GTX1070を超えるグラフィックボード

・最高画質設定にしつつ高リフレッシュレートが維持しやすい

・上位機種のGTX1080よりも若干価格が抑えめで10万円以内で購入しやすい

GTX1080Ti ・GTX1080を大幅に超える性能

・ウルトラ画質設定、高リフレッシュレート、4K画質にしたい方におすすめ

・価格が10万円以上してしまう

 

グラフィックボードについて詳しく知りたい方はこちらの記事へ!

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CPUファン

CPUはPCのパーツの中で最も温度が高くなるパーツで70℃~80℃まで高くなります。

もし、冷却性能がPCの発熱量に追いつかずに許容温度を超えてしまうと、処理速度が制限されたり、電源が落ちるなどのセーフ機能が働いて十分な性能が発揮できません。

特に夏場であれば気温も高くなりがちなので要注意です。

基本的に性能が高いパーツで組まれていたり、CPUに高負荷を掛けるほど熱を発しやすくなります。

その為、3Dゲームなどを高画質設定でプレイする方や、同時に複数のソフトなど使いたいのであれば冷却性能に力をいれる必要があります。

 

なので、

ハイスペックCPUを限界性能まで引き出すほど熱くなりやすい!

という事を覚えておいてください。

冷却性能に関しては自分が組もうとしているPCのスペックと、プレイしたいと思っているゲームタイトルがどれだけスペックを要求するゲームなのか、という事から判断するのがおすすめです。

ちなみに、BTOショップで販売されているモデルは標準パーツでも動作するように組まれているので、ファンの静音性が欲しいと言う方や、とにかく冷却効率上げたいという方でなければ標準のままでも問題ありません。

SSD、HDDについて!

データを保存するパーツです。

これの容量が多ければ多いほど多くのデータをPCに保存する事が出来ます。

SSD、HDDの大きな違いはデータを読み込む速さです。

この速さはSSDの方が速く、HDDの数倍の速さがあります。

なので、windows等のOSをHDDではなくSSDに保存しておけば、PC起動時にOSを読み込む速度が速くなるので、PCの立ち上がりがほんの数秒で済みます。

 

この様に便利なSSDですがデメリットが存在します。

それはHDDと比較した場合、

寿命が短い

容量の割に値段が高い

と言うのがよく言われている主なデメリットです。

ただし、寿命に関しては実際に自分が使用していて3年以上たっていても問題なく使用出来ているのでそこまで心配する必要はありません。

 

ちなみに現在主流な組み方として、

SSDとHDD両方を付けて、OSやゲーム自体のデータはSSDに保存、ゲームのセーブデータや、画像、動画、音楽データ等をHDDに保存する。

と言う形で使っている方が多いです。

SSDの容量に関しては、クリアしてやらないゲームデータを削除する様に管理していれば256GBでも十分で、もし同時に複数のゲームをやりたいのであれば512GB、1T以上あれば余裕が持てます。

HDDの容量は人にもよりますが、1TB以上あれば大抵の方は十分です。

メモリ(机)について!

 

メモリについての説明には机に例えられる事が多いです。

このパーツの役割は、データのやり取りを一時的に記憶しておく領域で、ここに保存されているデータは素早く呼び出す事が出来ます。

なのでこれの容量が多ければ、複数の作業を同時に安定して行うことが出来ます。

 

これを、メモリが大きい=机が広いと言いかえて説明してみると、

広い机であれば、同時に複数の資料を出して作業する事が出来るのに対し、資料を一つしか置けない机だと作業効率は下がってしまう、

こっちの方がPCにあまり詳しくない方からすると納得しやすいかと思います。

 

現在販売されているPCゲームを快適にプレイするだけであれば、メモリは16GBあればBF1等のハイスペック向けのゲームでも問題なく動作します。

しかし、ゲームを起動しながら生配信や録画等をすると負荷がかかる為、動作が不安定になる可能性が高いです。

そこでメモリが32GB以上あれば、ハイスペック向けのPCゲームをやりながら、録画や生配信等をしても快適の状態を維持できるようになります。

また、動画編集はPCに負担がかかる作業なので、実況プレイや、動画作成、編集等をするのであればメモリは多い方が良いです。

 

ちなみに、以前は同時に作業しないのであれば、ゲームには8GBで十分と言われていました。

しかし最近ではPUBGなど、推奨メモリ16GBのゲームが出てきており、ハイスペック向けのPCゲームをやるのであれば、16GBは必須とも言われています。

なので、ハイスペック向けのPCゲームをガンガンやるつもりの方や、録画や生配信、動画編集等をする方はこれから先の事も考慮して、32GBを選ぶのがおすすめです。

電源パーツについて

電源はコンピューターが動作する為のエネルギーを供給するパーツで、電源コンセントから受け取った100V の交流電流を、12Vの直流電流に変換します。

これに表記されているW数が大きければ大きいほど、供給出来る電力が多くなります。

また、電源は表記されているW数を完全に供給できる訳ではなく、80PLUSランクと呼ばれる変換効率の度合いによって、80〜90%程が供給されるようになっています。

そのランクの詳細は以下のようになっています。

出力20% 出力50% 出力100%
80PLUS スタンダード 80%以上 80%以上 80%以上
80PLUS ブロンズ 82%以上 85%以上 82%以上
80PLUS シルバー 85%以上 88%以上 85%以上
80PLUS ゴールド 87%以上 90%以上 87%以上
80PLUS プラチナ 90%以上 92%以上 89%以上

このパーツの選び方としては搭載しているパーツそれぞれの消費電力を元に考えて決めるのがベストです。

もし、必要な電力を供給できない場合はPCが上手く動作しなかったり、搭載されているパーツが壊れる事があります。

逆に大きすぎると無駄に電気代を払う事になってしまうので、電源選びには気を使っていきましょう。

ちなみにですが、ゲーミングPCにおいては500〜700w位が丁度良い場合が多いです。

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まとめ!

・PCケースは外観だけでなく冷却効率や拡張性にも関わってくる!

・マザーボードによって取り付けられるパーツが決まる!

・CPUの性能が悪いと他のパーツの性能が最大限発揮出来なくなってしまう!

・ゲーミングPCにおいてグラボはとても重要なパーツ!

・CPUファンはハイスペックPCを組んだ場合に気を使った方が良い!

・SSDとHDD両方を搭載するのがおすすめ!

・メモリが大きいと同時に複数のソフトで作業が出来る!

・電源パーツは大きすぎず低すぎずを意識して選ぶのが良い!

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

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