おすすめなGTX1060の選び方!メーカーとモデルの違いや6GBと3GBの違いについて!

今回はNVIDIA製のGPU、GTX1060を搭載したグラフィックボードの選び方について書いていきます。

グラフィックボードのGPU以外はNVIDIA以外のメーカーが設計しており、周りのパーツはGPUの働きをサポートしています。

その為、メーカーやモデルによって外見だけでなく性能面でも違いあります。

また、GTX1060にはリファレンスモデル(NVIDIA自体が全て設計したNVIDIA純正グラフィックボード)が日本国内では販売されておらず、とても手に入りにくい状態です。

その為、必然的にNVIDIAではなく、他のメーカーが設計したグラフィックボードを選ぶ事になります。

この記事では、メーカーやモデル毎の特徴、選ぶときのポイントについても書いているので是非参考にしてみてください。




6GBと3GBどちらが良いのか?

GTX1060ではVRAMが3GBの物と6GBの物の二種類のモデルで大きく分けられており、この2つの違いはVRAM容量だけでなくCUDAコア数にも違いがあります。

CUDAコア数
6GB 1,280
3GB 1,152

とは言っても、実際の数値上での性能は10%ほどしか違いがなく、その価格差は大体3,000円〜5,000円近くとなっています。

この価格差と10%の性能差が見合うかどうかでどちらを選ぶのか決めるのがおすすめです。

ただし、モデルによっては冷却性能などが強化されて6GBよりも高額、または同じくらいの値段で販売されている3GBモデルも存在するので、一概に6GBモデルの方が高額とは言い切れません。

なので、3GBと6GBを比較する場合は、同じメーカーの同じシリーズ同士を見比べて選んでいきましょう。

メーカーによっての違いについて!

値段

メーカーやモデルによって値段の差が大きい場合があります。

例として、ASUS製の中で一番グレードが低いモデルである「PH-GTX1060-3G」と、一番グレードが高い「GTX1060-O6G-9GBPS」のモデルを挙げてみます。

すると、グレードが低い方は30,000円以下で販売されており、グレードが高い場合は40,000円近くで販売されていることもあります。

この様に、メーカーが同じでもモデルによっては10,000円以上違ってしまう場合があるのでコストを抑えたい方は自分が必要とする性能を持った、なるべく低価格なモデルを選ぶようにしていきましょう。

基本的に価格が高い方が、

・冷却性能が良い

・オーバークロックの最大値が高い

・サポートが充実している

・音が静か

等が挙げられます。

それ以外にも日本にあまり出回っていないメーカーの物だと、性能に見合わない価格で販売されている場合もあるので気を付けて下さい。

大きさ

大きさに関してはファンの数に依存する事が多く、基本的には小型のデスクトップPCであるmicroATXであればファンが一つのタイプを取り付けられます。

そして、通常サイズであるATXであればファン2つの物でも問題なく付けられることが多いです。

ただし、PCによっては微妙にサイズが足らない場合もあり、メーカーやモデルの違いによってファンの数が同じでも微妙にサイズが違います。

もしサイズが合わずに取り付けられない場合は無駄な買い物となってしまう為、購入する前に必ず自分のPCの大きさを測って取り付けられるグラフィックボードかどうかを確認しておきましょう。

消費電力

消費電力に関しては基本的に性能が良い物ほど高くなります。

例えば、オーバークロック性能が高い物ほど消費電力も高くなりがちです。

ただし、オーバークロックに関しては使わなければ消費電力が上がることはないので、普通に使う分には消費電力の差はそこまで出ることはありません。




冷却性能

冷却性能を決める大きな要素はファンの数です。

ただし、ファンの数が多ければ多いほどグラフィックボードの大きさが大きくなってしまうので、PCのサイズに合わせて選んでいきましょう。

ただ、ファンの数が多ければ冷却性能が良いとは言い切れません。

それ以外にもヒートシンクやヒートパイプの性質などによっても左右されてしまうので、その辺も良くチェックしておくのがおすすめです。

ちなみに、空冷式よりも水冷式の方が冷却効率が高いですが、GTX1060には水冷式のものはありません。

ただし、水冷式にするキットが販売されているので、後から自分で水冷式にする事は可能です。

静音性

静音性に関してもファンの数が関係してきます。

基本的には、ファンの数が少ない方が回転数を多くして冷却しているので音が大きいです。

その為、ファンが2つの方が音も静かで冷却効率も良くなっています。

オーバークロック性能

オーバークロック時(限界性能)のクロック数の違いは、基本的に冷却性能が良いものほど高くなっており、高額なものほど高い傾向があります。

高画質のゲームをプレイするなど、オーバークロックを頻繁に使う方の場合は気にしていきましょう。

逆にそこまでオーバークロックを使う訳でなければ、特別高い物は選ばずになるべく低コストで購入できるものを選ぶのがおすすめ出来ます。

端子の種類と数!

HDMIやDisplayportなど、現在主流で使われている端子が使われていない製品というのはありませんが、製品によってはそれぞれの数が違う場合があります。

その為、マルチモニター環境にしている方は何の端子がいくつ付いているのかを確認しておくと良いです。

電源ピンの違い!

基本的にGTX1060の補助電源は6ピンタイプとなっていますが、中には8ピン仕様の物が存在します。

その為、使っているPCに付いている電源が8pinに対応していない場合は、以下のような変換器に電源から伸びている6pinを二つ繋いで、グラフィックボードに接続する必要があります。

この記事で紹介しているグラフィックボードには、それぞれのスペック表にpinの数も記載しているのでそちらを参考にして下さい。




メーカー一覧

ASUS

台湾の大手メーカーでグラフィックボード以外にもマザーボードやモニターなどを出しており、様々な分野で高いシェア率と信頼性があります。

グラフィックボードに関しても同様で高品質な製品を作っており、他のメーカーと比べても高いクロック性能と冷却性能を備えた製品が揃っています。

また、ASUS独自の特徴としてクーラー部以外の取り付け作業を機械で行い、人の手では実現できない精度で製造がされていたり、パーツにはASUS独自の「Super Alloy Power II」と呼ばれるハイレベルなパーツが扱われています。

その為、安定性が高く高性能な製品が多いですが、比較的価格が高めなものが多いです。

PH-GTX1060-3G

PH-GTX1060-3G

ベースクロック 1,506 MHz
ブーストクロック 1708 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 183mm x121mm x38mm

ファンが一つのタイプでコンパクトになっているので、MicroATXのPCでも組み込みやすいです。

また、オイル乾燥の心配がないデュアルボールベアリングファンとなっており、摩擦が少なく寿命が長い構造になっています。

シングルファンにしては高い冷却性能を持ち、音もそれほど大きくなく、ヘッドセットを付けていれば全く気になりません。

ASUS製のコンパクトなグラフィックボードが良い方におすすめです。

ただし、3GBモデルしかないので、シングルファンの6GBモデルが欲しい方は他のメーカーの物を選ぶのがおすすめ出来ます。

TURBO-GTX1060-6G

TURBO-GTX1060-6G

ベースクロック 1506 MHz
ブーストクロック 1708 MHz
メモリクロック 8008 MHz
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2 、DVI-D×1
補助電源 6ピン
消費電力 最大150W
外形寸法 267 mm×111 mm×38 mm

基本的な性能は上で紹介したPH-GTX1060-3Gと同じですが、このモデルの大きな特徴として外排気式となっている点です。

この外排気式は名前の通り、温度が高くなった空気をPCケース外部に排気して冷却するので、より冷却性能に優れています。

ちなみにGTX1060を積んだグラフィックボードで完全な外排気式の物は、全てのメーカーのモデルを見比べてみてもこの製品しかありません。

なので、冷却性能により優れている外排気式のグラフィックボードが欲しい方におすすめです。

dual-gtx1060-o3g

dual-gtx1060-o3g

ベースクロック 1,569MHz
ブーストクロック 1,785MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 242×130×43mm

ASUS製グラフィックボードの中では最もスタンダードなモデルで、上記の2モデルと比べてオーバークロック性能が高めとなっています。

大きな特長としては強力な風圧を出すウイングブレードファンが挙げられます。

このウイングブレードファンはファンブレードの先端部分に曲げを加えて、普通のファンの2倍以上の風圧を発揮してくれます。

これによって本来よりも少ない回転数で冷却する事が出来るので静音性に優れています。

そこまでコストを掛けずに安定した性能発揮してくれる物を探している方におすすめです。

DUAL-GTX1060-O6G

DUAL-GTX1060-O6G

ベースクロック 1594 MHz
ブーストクロック 1809 MHZ
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 242 mm×130 mm×43 mm

こちらは上のモデルの6GBバージョンでオーバークロック性能が若干上がっています。

それ以外に大きな違いはないので6GBバージョンが良い方におすすめです。

STRIX-GTX1060-DC2O6G

STRIX-GTX1060-DC2O6G

ベースクロック 1595 MHz
ブーストクロック 1811 MHZ
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2 、DVI-D×1
補助電源 6ピン
外形寸法 218 mm×125 mm×42 mm

 

DUAL-GTX1060-O6Gを小型化し、より冷却機能を強化したモデルです。

DUALシリーズでは付いていなかった点としては、「ゼロノイズファン」「DirectCU IIクーラー」の二つの機能が挙げられます。

ゼロノイズファンはGPUの温度が上昇した時にのみファンを回す機能で、GPUに負担を掛けない作業をするのであれば無音になる機能です。

そして、DirectCU IIクーラーはヒートパイプをGPUに密着させてダイレクトに冷却効果をGPUに与えてくれます。

この様になっているので、より静音性と冷却性能に力が入れられた製品が欲しい方におすすめです。

ROG STRIX-GTX1060-O6G-GAMING

ROG STRIX-GTX1060-O6G-GAMING

ベースクロック 1645 MHz
ブーストクロック 1873 MHZ
メモリクロック 8208 MHz
ファンの数 3つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2 、DVI-D×1
補助電源 8ピン×1
消費電力 最大225W
外形寸法 約298 mm×134 mm×40 mm

こちらはオーバークロック性能がとても高く、ファンが3つついているので静音性と冷却性能に優れています。

勿論、上のモデルに付いている「ゼロノイズファン」「DirectCU IIクーラー」「ウイングブレードファン」なども取り入れられているので効率よく冷却してくれます。

高性能なGTX1060グラフィックボードが欲しい方におすすめです。

GTX1060-O6G-9GBPS

GTX1060-O6G-9GBPS

ベースクロック 1632 MHz
ブーストクロック 1847 MHZ
メモリクロック 9,026MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort×2、HDMI×2 、DVI-D×1
補助電源 6ピン
外形寸法 218 mm×125 mm×42 mm

本来GTX1060のメモリクロックは8008MHzとなっていますが、こちらオーバークロックする事で9GHzにまで上げる事が出来ます。

さらに、ファンにおいてはIP5X対応防塵ファンを搭載しているので周りの環境に左右されず長持ちしやすいです。

一つ欠点としては、価格がGTX1060搭載グラボの中で高額となってしまっている点です。

なので、もう1万円弱出してGTX1070搭載グラボを購入するのも良いかもしれません。

MSI

ASUSと同じ台湾の大手メーカーで、グラフィックボード以外にもマザーボードやゲーミングPCなどの販売もしています。

グラフィックボードに関しては冷却性と静音性に優れた冷却ファンシステム「TWINFROZR」が有名で、高いクロック性能も兼ね備えています。

ちなみにオリジナル基板を作る事が出来る数少ないメーカーでもあります。

こちらもASUS同様に高性能で安定感ある製品が揃っているメーカーです。

MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC

MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC

ベースクロック 1,544MHz
ブーストクロック 1,759MHz
メモリクロック 8,008MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース Displayport 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DL-DVI-D×1
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 175×115×38mm

シングルファンでコンパクトとなっているのでMicroATXのPCでも組み付け易くなっています。

ファンの構造は冷却効率に優れたトルクスファンと呼ばれる、二種類のファンを組み合わせて作られたものとなっており、シングルファンながらも静音性と冷却性に優れています。

さらに、50℃以下の低負荷時にはファンを止めて無音の状態で使う事が出来ます。

冷却性能に優れたシングルファンタイプの物を探している方におすすめです。

MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC

MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC

ベースクロック 1,544MHz
ブーストクロック 1,759MHz
メモリクロック 8,008MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース Displayport 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DL-DVI-D×1
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 175×115×38mm

こちらは上のモデルの6GBバージョンの物で、それ以外に違いはありません。

シングルファン型の6GBモデルを探している方におすすめ出来ます。

MSI GeForce GTX 1060 ARMOR 3G OCV1

MSI GeForce GTX 1060 ARMOR 3G OCV1

ベースクロック 1,544MHz
ブーストクロック 1,759MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース Displayport 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DL-DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 120W
外形寸法 275×137×41mm

基本的な性能は上に書いたモデルと同じですが、デュアルファンタイプとなっているので冷却効率が良くなっています。

さらに60℃以下であればファンの動きを止めてくれるので、低負荷時には無音で使用することが可能です。

また、冷却機能に関してはトルクスファンに加えて、エアフローコントロールに優れたヒートシンク「ARMOR 2X」と言う独自のGPUクーラーを搭載しています。

これによって高い冷却性能を持っているので、長時間起動し続ける方でも安心して使いやすいです。

ちなみに、こちらは補助電源が8pinとなっているので気を付けて下さい。

MSI GeForce GTX 1060 ARMOR 6G OCV1 VD6150

MSI GeForce GTX 1060 ARMOR 6G OCV1 VD6150

ベースクロック 1,544MHz
ブーストクロック 1,759MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース Displayport 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DL-DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 120W
外形寸法 275×137×41mm

こちらは上で紹介したARMORシリーズの6GBモデルで、それ以外に違いは特にありません。

その為、6GBモデルが欲しい方におすすめ出来ます。

GTX 1060 GAMING X 3G

GTX 1060 GAMING X 3G

ベースクロック 1,594MHz
ブーストクロック 1,809MHz
メモリクロック 8,108MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、DL-DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 120W
外形寸法 277×140×39mm

MSI製グラフィックボードの中で上位に位置するモデルで、高いオーバークロック性能に加えて冷却性能も良いです。

トルクスファンをさらに改良させて風圧が22%高められているのに加えて、エアフローコントロールに優れたヒートシンクに、最大8mm径のスムースヒートパイプに銅製ベースを組み合わせた独自GPUクーラー「Twin Frozr VI」を搭載しています。

また、60℃以下であればファンの動きを止めてくれるので、低負荷時には無音で使用することが可能です。

ちなみに冷却機能に関しては、同じGAMING XシリーズであるGTX1070、GTX1080などの上位GPUを積んだモデルと同じ物を搭載しているのでとても余裕があります。

高性能なグラフィックボードを探している方におすすめです。

MSI GeForce GTX 1060 GAMING X 6G

MSI GeForce GTX 1060 GAMING X 6G

ベースクロック 1,594MHz
ブーストクロック 1,809MHz
メモリクロック 8,100MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、DL-DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 120W
外形寸法 277×140×39mm

こちらはGAMING Xシリーズの6GBバージョンで、それ以外には特に違いがありません。

6GBモデルが良い方におすすめです。

GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G

GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G

ベースクロック 1,594MHz
ブーストクロック 1,809MHz
メモリクロック 9,126MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、DL-DVI-D×1
補助電源 8pin×1
消費電力 120W
外形寸法 277×140×39mm

こちらはオーバークロック時のメモリクロックが強化されたものです。

それ以外に違いはないので、とにかく高性能なMSI製グラボが欲しい方におすすめ出来ます。

GIGABYTE

ASUS、MSIと同様に台湾のメーカーで、こちらも同じようにマザーボードやPCケースなど、グラフィックボード以外のPCパーツを作っています。

特にマザーボードで有名で日本国内ではASUSに次いでシェア率2位を誇ります。

グラフィックボードに関しても高性能な製品が多く、大型ファンを採用して高い冷却性能を持つ物や、GIGABYTE独自の冷却機能「WINDFORCE 2X」が特徴的です。

また、オーバークロック性能の高い製品が揃っています。

GV-N1060IXOC-3GD

GV-N1060IXOC-3GD

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DVI-D×2、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 169 x 131 x 37 mm

シングルファンでコンパクトになっているので、MicroATXのPCにも組み付け易くなっています。

冷却機能が強化された作りになっており、ファンの形状を変えてスムーズに空気を送りやすくし、ヒートパイプに関しても放熱性能を向上させた作りになっています。

また、ヒートパイプをGPUに出来る限り接触させて取り付けられているので、ダイレクトに冷却してくれます。

その他にも、低負荷時はファンの動きを止めてくれるので静音性も良いです。

この様にシングルファンながらも冷却性能の優れた作りになっているので、長時間使い続けやすいグラフィックボードです。

GV-N1060IXOC-6GD

GV-N1060IXOC-6GD

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DVI-D×2、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 169 x 131 x 37 mm

こちらは上のモデルの6GBバージョンでそれ以外に違いはありません。

6GBのモデルが欲しい方におすすめです。

GV-N1060WF2OC-3GD

GV-N1060WF2OC-3GD

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×2、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 223 x 121 x 39 mm

こちらは上のモデルと基本的な性能は変わりませんが、デュアルファンとなっているのでより冷却性能に優れたモデルとなっています。

それ以外に大きな違いはないので、長時間安定して使い易いデュアルファンモデルが良い方におすすめ出来ます。

GV-N1060WF2OC-6GD

GV-N1060WF2OC-6GD

ベースクロック 1531 MHz
ブーストクロック 1746 MHz
メモリクロック 8008 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×2、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×1
補助電源 6pin×1
外形寸法 223 x 121 x 39 mm

こちらは上のモデルの6GBバージョンでそれ以外に違いはありません。

6GBモデルが良い方におすすめです。

AORUS GeForce® GTX 1060 6G 9Gbps

GV-N1060AORUS-6GD

ベースクロック 1632 MHz
ブーストクロック 1860 MHz
メモリクロック 9026 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 8pin×1
外形寸法 280 x 111 x 38 mm

こちらはオーバークロック時のメモリクロックが強化されているモデルです。

また、3連ファンとなっているので高い冷却性能も持っています。

ただし価格が高くなってしまっているので、もう少しコストをかけてGTX1070を購入してしまうのもいいかもしれません。

Palit

ヨーロッパ向けに販売されており、本来であれば日本では取り扱われていないメーカーです。

しかし、それをドスパラが独自に仕入れて販売しているので、他のメーカーのグラボに比べてとても低価格で購入する事が出来ます。

それでいて、性能に関しても他メーカーと引けを取らない物を持っているので、コスパが良いです。

その為、なるべく安くグラフィックボードを購入したい場合は、このメーカーからチェックするのがおすすめです。

GeForce GTX 1060 3GB StormX

GeForce GTX 1060 3GB StormX

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1708MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 6pin×1
外形寸法 252×112×38.7mm

他のメーカーと比べて、とても低価格で販売されていますが、これはドスパラが独自で仕入れているおかげなのでスペック面に問題ありません。

ただしオーバークロック性能は特別高くないので、オーバークロックをよく使う方には向いていません。

コストを抑えて安心して使えるグラフィックボードが良い方におすすめです。

GeForce GTX1060 6GB Super JetStream

GeForce GTX1060 6GB Super JetStream

ベースクロック 1620MHz
ブーストクロック 1847MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 248mm x 123mm

こちらはデュアルファンモデルとなっていて、冷却性と静音性に優れています。

また、オーバークロック性能がとても高く、他メーカーの上位モデルに匹敵するほどの性能を持ちます。

それでありながら価格が2万円台ととても安いのでコスパに優れています。

コストを抑えながらも高性能なグラフィックボードを探している方におすすめです。

ELSA

ドイツ生まれのメーカーで、現在はELSA JAPANとして日本のメーカーとなっています。

「最高に安定したビデオカード」

を目指して作られているので、耐久性と安定性に優れている特徴があり、ゲームセンターの機材などの業務用の機材にもELSAのグラフィックボードが使われています。

ファンの回転数を抑えながら、十分な冷却効果を生み出す独自の冷却装置によって静音性と冷却性を両立させています。

品質が良く、長期的に使い続けられるグラフィックボードを探している方におすすめです。

ELSA GeForce GTX 1060 6GB S.A.C R2

ELSA GeForce GTX 1060 6GB S.A.C R2

ベースクロック 1506MHz
ブーストクロック 1708MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×1
補助電源 6 pin×1
消費電力 120W
外形寸法 215mm × 111mm × 41mm

ELSAオリジナル設計の冷却装置「S.A.C」が搭載されており、高い冷却性能を持っています。

またセミファンレス仕様となっているので、低負荷時ではファンが回らず静音性にも優れています。

冷却性能が高く安定して使い易い物を探している方におすすめです。

ZOTAC

香港のメーカーで、PCパーツや周辺機器を作っています。

比較的に低価格な製品が多いですが、それでいて性能もしっかりしています。

ただしブーストクロック1800MHz越え、メモリクロックが9GHzなど、最上級クラスのラインナップはありません。

(存在はしますが、現状日本国内で購入する事は難しいです。)

その為、コストを抑えながらも高品質な製品を探している方におすすめ出来ます。

ZOTAC GeForce GTX 1060 3GB Mini

ZOTAC GeForce GTX 1060 3GB Mini

ベースクロック 1506 MHz
ブーストクロック 1708 MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 174mm x 111.15mm

シングルファンタイプでコンパクトになっているので、MicroATXのPCでも組み付けやすくなっています。

他のメーカーのものと比べて比較的低価格で販売されているので、コストを抑えたい方におすすめです。

ZOTAC GeForce® GTX 1060 Mini

ZT-P10600A-10L

ベースクロック 1506 MHz
ブーストクロック 1708 MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 1つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 174mm x 111.15mm

こちらは上のモデルの6GBバージョンで、それ以外の違いは特にありません。

6GBモデルの中では低価格なのでコストを抑えたい方におすすめ出来ます。

ZOTAC Geforce GTX 1060 6GB AMP Edition

ZOTAC Geforce GTX 1060 6GB AMP Edition

ベースクロック GB1556 MHz
ブーストクロック 1771 MHz
メモリクロック 8000 MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DVI-D×1、HDMI2.0×1、Display Port1.4 ×3
補助電源 6pin×1
消費電力 120W
外形寸法 210mm x 128mm

こちらはデュアルファンタイプのモデルで、静音性と冷却性能が強化されています。

また、6GBモデルの中では比較的低価格な部類に入るので、コストを抑えたい方におすすめです。

ちなみに3GBモデルの存在もありますが、現状日本で手に入れるのは難しくなっています。

玄人志向

玄人志向はその名前の通り、玄人向けの製品を販売しており、説明書が付属しておらず電話サポートなどのサービスも提供していません。

その代わりに低価格化がされており、他のメーカーと比べて比較的安く購入する事が可能です。

自分自身だけで、取り付けや問題が起きたときに対処できる方にのみおすすめ出来ます。

GTX1060-3GB/OC/DF

GTX1060-3GB/OC/DF

ベースクロック 1518MHz
ブーストクロック 1,733MHz
メモリクロック 8008MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x1、HDMI x1、DVI-D x1
補助電源 6pin×1
外形寸法 228 x 124 x 41.5 mm

オーバークロック性能は高くありませんが、冷却才能などはしっかりしているので問題なく使う事が出来ます。

また、価格が比較的安いのでコスパが良いです。

ただし、出力端子の数がそれぞれ一つずつしかないので、複数のモニターを接続して使う場合はそれぞれ別の種類の端子で繋ぐ必要があります。

メーカーによるサポートを必要とせず、安く済ませたい方におすすめ出来ます。

GF-GTX1060-6GB/OC/DF

GF-GTX1060-6GB/OC/DF

ベースクロック 1544MHz
ブーストクロック 1759MHz
メモリクロック 8008MHz
ファンの数 2つ
出力インターフェース DisplayPort x1、HDMI x1、DVI-D x1
補助電源 6pin×1
外形寸法 268 x 139.1 x 41.5 mm

6GBモデルのグラフィックボードで3GBに比べてオーバークロック性能が強化されており、若干大きさが大きくなっています。

6GBモデルの中では低価格な部類に入るので、コストを抑えたい方におすすめです。

 

まとめ!

この様に、同じGTX1060でも様々なメーカー、モデルが存在しており使い心地が変わる場合があります。

ただし、どのメーカーの物を使ったとしても、普通に使う分には殆ど違いは感じられません。

その為、オーバークロックなどをしないのであれば、単純に値段が安い物を選ぶのがおすすめ出来ます。

 

それでは読んで頂きありがとうございました!

 

コントローラーに付けるだけでエイムが良くなる!便利な2つのFPS向けアタッチメント!

こちらはコントローラーでFPSをプレイしている方にとてもおすすめなアタッチメントです。

スティックでのエイム操作はマウスと違って細かいエイム操作がどうしてもしにくくなります。

そこで「FPS Freek」を付ける事で右スティックの高さが高くなり、より細かい角度でエイム操作が可能です。

またグリップ部分が滑りにくく指の動きをダイレクトに伝えられるので、単純に操作性も向上します。

 

それでいて価格も特別高額ではないので、誰にでも購入しやすいのも良い点です。

ちなみにこれの類似品でもう少し価格が低価格な物もありますが、それらは低価格な分グリップ性能に劣ります。

また、物によってはスティック操作に力が入ると固定しきれずに取れてしまう場合があります。

その為、もし購入するのであればもっとも有名で人気のある「KontrolFreek製のフリーク」がおすすめです。

 

そしてKontrolFreek製のフリークは現在、

の4種類のモデルが存在します。

 

それぞれのモデルの違いについては以下の通りです。

頂部の形状
(指を置く部分)
高さ
Inferno 凹型 10.1 mm(両方)
Galaxy 凹型 11.8 mm(右)
7.6 mm(左)
Edge 凸型 10.4 mm(右)
5.9 mm(左)
Vortex 凸型(右)
凹型(左)
11.3mm(右)
5.6mm(左)
CQC 凹型 6.11mm(両方)

この様な違いがあるので、好みの高さと形状を考えて選ぶのがおすすめ出来ます。

ちなみに左右で長さと形状が違うモデルもありますが、これは逆に付ける事も可能です。

 

そしてもう一つおすすめ出来るのが「GAIMX CURBX」と呼ばれるエイムリングです。

これをスティックの付け根にはめ込むと、倒した時に抵抗が生まれて更に精密なエイムが可能になります。

そしてこちらは6種類の硬さが存在するので初めて購入する方は各種1つずつセットで販売されている「GAIMX CURBXサンプルセット」がおすすめです。

一つ注意点として、こちらをはめ込むと構造上スティックを最大まで倒せなくなります。

なので高感度設定ではない方であれば少し感度を上げるだけで解決できますが、最大感度でプレイしている方は今までの感度が使用出来ません。

その為感度をとても高くしている方は気を付けて下さい。

 

ここまで紹介してきた2つのアタッチメントを付ける事でエイム操作が格段にやりやすくなる筈です。

またこの様なアタッチメントを使っている方がTwitterなどでマウス疑惑を掛けられている事を良く見かけます。

使いこなせればそれだけ正確なマウスに負けないくらいエイムを手に入れる筈なので、エイム力に困っている方は是非試してみて下さい。

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